2014/10/22

フランスのおまじない

Bonjour à tous!

今日はフランスの迷信のひとつ、おもしろい習慣を紹介します♪

フランス人が会話している時に、
もしJe touche du bois! (ジュ トゥシュ デュ ボワ!)「木に触るよ。」
といって、突然木で出来てた物を触ったら...


さてこの意味は...?
これは良いことを口に出してしまうと、それ聞をきつけて、悪いことがやってくるのを避けるための、一種の魔よけの呪文のようなもので、今の良い状態がつづきますように!というおまじないです。
たとえば、「今、仕事がとても上手く行っている」とか、「恋人との関係がとても良い」とか、何かしら良い事を、口に出して言った後に言い、木で作ったテーブルや壁、椅子などに触って、厄除けをするのです。
Je touche du bois !と言って、ただ木の物に触るだけのこともあれば、指をクロスさせてトントンとノックすることもあります。

この起源は色々あるようです。

例えば、古代エジプトからきたとか、古代ペルシャからきたとか、キリストがはりつけになったのが、木の十字架だったので、木を触るということが、一種の祈りの形になったとか、樫の木やヒイラギなどを神聖な木としていた頃のキリスト教の儀式が始まりだとかと言われています。



それでは今日はここまで♪
A bientôt!