Bonjour à tous!
今日は以前の記事、パリのカフェ ~テラス編~の続編です♪
カフェの魅力はテラスだけではありません。
どんなカフェにも、テラスとは対照的なカウンターがあります。
カウンターは主に常連客用。エスプレッソでも1杯のワインでも、基本的に店内やテラス席より安く設定されています。エスプレッソはカウンターならほぼ1ユーロ。(テラスなら3~4ユーロとなります。)
常
連客はなぜかほとんどが男性客です。通常は立ち飲みで、5〜10分くらい、ちょっと軽い朝食をとりたい時や、誰かと話したい時に立寄り、注文した一杯を飲
み干してさっとお勘定して立ち去っていく。いつも顔なじみに常連客にはカフェの主人は何も言わずに「いつもの」飲み物を出しています
もともとパリのカフェはシャンデリアや大きな鏡のあるような、社交の場として始まりましたが、それに対して、19世紀後半から地方の出身者たちが、その場
でワインなどを一杯飲める小さな店をはじめ、これらが庶民に愛されるようになったと言われています。こうしてカウンター形式の庶民的で手軽なカフェ、ビス
トロが増えていき、今ではほとんどのパリのカフェがこの形式になっています。
地元の人が一杯飲みに立ち寄るカウンターでカフェを楽しめるようになれば、また違ったパリを知るかもしれませんね。
庶民的なカフェのカウンターの雰囲気がよくわかる映画"Amélie"のひとシーン
それではきょうはここまで♪
A bientôt!