前回”フランス人のフリをするには”というビデオを紹介しましたが、
その国それぞれにみんなが持つステレオタイプのイメージがあるようです。
今日は、アメリカのグラフィックアーティスト、ヴァラム・ミュラティアンの
「Paris versus New York パリ・ニューヨーク 二つの都市のヴィジュアルマッチ」という面白いヴィジュアル・ブックからフランスとアメリカのイメージの比較を紹介します♪
いわずと知れた二大女子 「Amélie アメリ」と「Carrie キャリー」
Parisは映画の主人公で、NYはTVドラマシリーズの主人公というのも
Parisは映画の主人公で、NYはTVドラマシリーズの主人公というのも
うなずけるイメージですね。
「fromage フロマージュ」とはチーズという単語。
フランスでは食後のデザートの代わりにチーズを食べることも多くあります。
同じ赤い色のお酒でもParisは「bordeaux ボルドー」ワイン。
NYは「cosmo コスモポリタン」というカクテルのイメージ。
そういえばフランスにはあんまりカクテルを多く飲むイメージがありませんね...
フランスとアメリカを代表する二大巨匠
「Godard ジャン・リュック・ゴダール」と「Woody ウッディ・アレン」
平日の朝やランチにParisでは「baguette バゲット」
NYでは「bagel ベーグル」
フランスではバゲットを食べるのは四六時中かも??
「dimanche matin」日曜日の朝
フランスでは普段の朝食にクロワッサンを食べることは少なく、
日曜日の朝や休みの朝に食べます。
パリ名物「パリジェンヌ」と、NY名物「マッド・マン」
ちなみに「Mad men」とは、大手広告代理店の本社が多いマディソン・アヴェニュー(Madison Avenue)の広告マンを指す造語 なのだそうです。
女性の指先には、 Paris では「tabac 煙草」、NYでは「Neil ネイル」
パリでは女性の喫煙者がとても多いです。そして指先はマニュキュアを塗っている女性はたくさんいますが、ほとんどが短い爪。ジェルやスカルプチュアのイメージはほとんどありません。
代表的なスイーツといえば、Parisは「macaron マカロン」、
NYでは「cup cake カップケーキ」
最近アメリカの影響で カップケーキやマフィンを売るお店は増えてきましたが、
もともとはフランスではそれらを食べる習慣はありません。
言わずと知れた二大服飾デザイナー
「Jean-paul ジャンポール・ゴルチェ」と「Ralph ラルフ・ローレン」
どちらのボーダールックも品があって素敵です。
Parisでは「expresso エクスプレッソ(エスプレッソ)」、NYでは「アメリカーノ」
ちなみにフランスではアイスコーヒーやアイスティーの文化はありません。
そしてカフェといえば=エスプレッソのことなので、濃いコーヒーが苦手な人は
「café alongé カフェ アロンジェ」を頼むと、日本でいうアメリカンがでてきます。
フランスの代表的な新聞「Le monde ル・モンド」と、
アメリカの代表的な新聞「NY Times ニューヨーク・タイムズ」
ちなみにフランスでは、「Le figaro ル・フィガロ」も ル・モンドに並んで
最も読まれている新聞です。
最後に...道端に置き去りにされた犬のフンを踏むことは
アメリカでは「Shit! 最低!」ですが、
フランスでは「Porte-bonheur 縁起がよいこと」と言われたりします。
日本のウンがいいみたいな感じですねww
どれも分かりやすくておもしろいですよね。まだまだたくさんの例挙げられていて、シリーズ2も出ています。
それでは今日はここまで♪
A bientôt!