Bonjour à tous!
前回に引き続き、少し意地悪な(?)表現をご紹介します♪
フランスと言えば、美味しいチーズの原産国として有名です。
チーズはフランス語で "Le fromage" (ル フロマージュ)
"Le fromage"とひとえにいっても、
その種類はフランス原産だけで400種類以上ともいわれています。
食べやすいものから、「え!こんなもの食べるの??」というようなクセのあるものから本当に様々。
さて、そんなフランスの数ある"Le fromage"の中で、
Le pié d'angloys
(ル・ピエ・ダングロワ) という名前のチーズがあります。
さて、この名前の意味はと言うと...
Le pié:足
Angloys:「イギリス」、「英国」の意
ということは...
『イギリス人の足』...!
フランス人は、食べるものになんて名前をつけるのでしょうか...!
名前の由来を調べてみても、語源不明のようですが、
Le pié d'angloysは14世紀ごろブルゴーニュの僧院で作られ始めたのが起源だと言われていて、
つまり百年戦争の時代の命名となります。百年戦争とは、フランスの王位継承をめぐるイギリス(イングランド)とフランスの戦いのこと。
とすれば、やっぱり好意的な命名ではないようですね。
さて、このチーズの味はというと、感想に個人差はあると思うのですが、
ウォッシュタイプの中では比較的マイルドで、クセもそんなにないほうだと思います。
日本でも比較的簡単に買うことのできる美味しいチーズです。
昨日に引き続き、フランス人のちょっと意地悪な一面でした。
それでは今日はここまで♪
A bientôt!