さて、前回「待ち合わせ時間の観念」についての日本人とフランス人の違いを紹介しましたが、
今回はそれに続いて、「”ちょっと待って”の時間の観念」の違いを紹介します♪
待ち合わせに限りませんが、人を待たせる時、日本人であれば
「もう少々お待ちください」とかもう少しほどお時間を頂けますか?」などという表現を使いますが、
さて、この”もう少々”や”もう少し” という時間の感覚は、
日本人とフランス人とでは大きく違います。
♥: 日本語の表現
♦: フランス人の表現
♠: フランスでの実際の待ち時間
1.数秒間待ってもらうとき
♥: 「ちょっと待っててください」
♦: 「Deux secondes, s.v.p.!」 <直訳:2秒待っててください>
♠: 平均5分間
2.1,2分待ってもらうとき
♥: 「少々お待ち下さい」
♦: 「Cinq minutes, s.v.p. !」 <直訳:5分待っててください>
♠: おおよそ10~15分間
3.1,2週間待ってもらうとき
♥: 「1,2週間お待ち下さい」
♦: 「Dans une semain, c'est d'accord?」
<直訳:1週間待ってください、いいですか?>( なぜか同意を求めてくるような感じで)
♠: ほぼひと月
4.ひと月くらい待ってもらうとき
♥: 「だいたいひと月くらいお待ち下さい」
♦: 「Euh, un mois, a peu pres....」
<直訳:えぇっと...1ヶ月、それぐらいですね...>(はっきりとせず、気まずそうに)
♠: 3ヶ月~半年
どうでしょう?
この「”ちょっと待って”の時間」さえ知っていれば、フランスでのイライラは
少ーしばかり軽減されるかも??
それでは今日はここまで♪
A bientôt!