フランスには”charcuterie”(シャルキュトリ)と呼ばれるお店があります。
”Le charcuterie”とは、主に豚肉や豚の内臓から作った”Les jambons”「ハム」、”Les saucisses”「ソーセージ」、”Les saucissons”「サラミ」、”Les pâtés”「パテ」、”La terrine”「テリーヌ」など、食肉加工品全般の総称で、またはそれらを扱うお店を指します。
鴨やうさぎやジビエなどを使うこともあります。
chair(肉)+cuite(火を入れる)が語源。
塩漬けや乾燥、燻製など、肉の保存性を高める手段として発達し、その歴史はギリシャ時代までさかのぼります。
さて、そんな”Le charcuterie”関係の言葉で面白い表現を紹介します♪
ハムやソーセージの両端の部分を何と呼ぶでしょうか?
正解は、”Le talon”(タロン)
これは「踵(かかと)」という意味の単語で、ハイヒール靴のヒール部分を指すこともあります。
フランスの”Le charcuterie”で買い物をした時、お店の人から踵はいるかと聞かれたら、それはソーセージやハムの端っこのこと。欲しい人にはオマケでつけてくれるのです。
それでは今日はここまで♪
A bientôt!