Bonjour à tous!
フランスのパン屋さんでは”Une baguette”(ウヌ バゲット)「1本のフランスパン」は
1ユーロ、もしくはそれ以下で買うことができます。
でもその昔は、”Le pain”パンは高級品であり、
王妃マリーアントワネットが飢えに苦しむ民衆に対し、
« S'ils n'ont plus de pain, qu'ils mangent de la brioche »
「パンが足りないのならブリオッシュを食べればいいのに。」
と言って反感をかったと言われている有名なフレーズがあります。
ブリオッシュは一般的なパンと異なり、バターと卵を使った贅沢な食べ物とされていて、
身分の高い女性が庶民の暮らしに疎いことを示しています。
そんな貴重なパンの文化が残った、フランス語の表現を紹介します♪
Ca ne mange pas de pain.
直訳すると、「それは(高級な)パンを食べない」
「少しも費用がかからない」とか「心配に及ばない」という意味です。
Il gagne son pain à la sueur de son front.
直訳すると「額に汗しながらパンを稼ぐ」
「額に汗しながら生活の糧を稼ぐ」
パンに「食糧」だとか「生活の糧」という意味が含まれています。
Ça enleve le pain de la bouche à quelqu'un.
直訳すると「○○の口からパンを奪う」
「そのことが○○から生活の糧を奪う」
それはそれは、「パンが足りないのならブリオッシュを食べればいいのに。」
なんて言ったら反感を買いますね!
それでは今日はここまで♪
A bientôt!